乳酸を使える人、使えない人
同じ運動をやっても
すぐ限界がくる人と
まだ余裕そうな人
この差はいったい何なのか?
それは
体が乳酸を
どう扱っているかの違いです。
つまり
乳酸を
「ゴミとして溜める人」なのか
「エネルギーとして使う人」なのか
ということ。
そもそも乳酸とは何か?
乳酸とは
運動時に筋肉で糖(グリコーゲン)が
分解される際に生成されるもので
かつては
疲労物質とされていましたが
現在ではエネルギー源や
疲労回復を助ける物質として
認識されています。
乳酸は激しい運動で
一時的に血中濃度が
上がりますが
休息中にエネルギーとして再利用されます。
この乳酸の
たまりやすい人と
たまりにくい人の違いは
代謝能力(処理力)
筋肉の性質
酸素供給能力が関係しています。
①代謝能力の差
乳酸は
出るかどうかではなく
処理できるかどうか。
この処理を担っているのが
ミトコンドリア。
これは
体内のリサイクル工場のようなもので
トレーニングを積んでいる人は
このミトコンドリアといわれる
工場の数が多く稼働率が高いのです。
その結果
出たゴミ(乳酸)を
即エネルギーに変換できる。
一方で
運動不足の人は
ミトコンドリアの工場が少なく
稼働していない。
つまり
ゴミが処理されずに溜まる
これが
すぐキツくなる正体です。
②筋肉の性質(速筋と遅筋)の違い
筋肉には2種類あり
•速筋(パワー型)→ 乳酸が出やすい
•遅筋(持久型)→ 乳酸を使いやすい
つまり
•短距離・高重量中心 → たまりやすい
•有酸素・持久系 → たまりにくい
日頃のトレーニング内容が
体質を作っていきます。
③酸素供給能力(心肺機能)
乳酸は酸素不足で増えるので
心肺機能が高い人
呼吸が安定している人は
乳酸が発生しにくい。
逆に
息がすぐ上がる
呼吸が浅い場合
一気に乳酸が溜まるのです。
ここからが重要です。
あなたも今日からできる
『乳酸を味方にする方法!』
①きつくなってからが本番
多くの人は
運動がきつくなったらやめます。
しかし実は
そこからがスタートなのです。
じつは
きつくなってからが
リサイクル工場(ミトコンドリア)の
建設開始です。
このゾーンで
ミトコンドリアが増え
乳酸を使える体に変わっていきます。
②アクティブリカバリーを使う
セット間に
体を完全に止まっていませんか?
実は
軽く動いた方が回復は早まります。
例えば
インターバルに
軽く歩く、または軽くストレッチ。
これにより
乳酸が運ばれて再利用されます。
(いわゆる“シャトル”の働き)
インターバル中は止まるより流す!
これがポイントです。
③ 有酸素×筋トレの組み合わせ
•筋トレだけ → 乳酸が出る
•有酸素 → 処理能力が上がる
両方やることで
「出せる体」+「使える体」になる
まとめると
乳酸がたまりやすい人は
ゴミとして溜めている人。
乳酸がたまりにくい人は
エネルギーとして使っている人。
【最後に】
きついと感じた瞬間
あなたの体は進化しています。
乳酸を敵にするか
味方にするか
その選択が
あなたの未来のパフォーマンスを決めていく。
乳酸は敵ではありません。
あなたの行動次第で
乳酸を使いこなせる
体になっていくことでしょう。
では最後に
お待ちかねの川柳です。
乳酸も
使えば味方
捨てりゃ敵
byくさか


