マナーとモラルの違い

【マナーとモラルの違い】

〜似ているようで全く違う2つの考え方〜

あなたは

仕事や日常生活で

こんなことを思ったことありませんか?

「この人マナーが悪いな。」

「この人モラルがない。」

この2つは似ているようで

意味が全く違います。

この違いを理解すると

人間関係や職場でのトラブルを

より深く理解できるようになるので

参考になれば幸いです。

■ マナーとは相手を不快にさせないための作法

マナーとは

社会や組織の中で

円滑に

人間関係を築くための礼儀や作法のことです。

例えば

・挨拶をする

・時間を守る

・敬語を使う

・食事中に音を立てない

・人の話を最後まで聞く

などです。

つまり

マナーは

周囲への配慮を形にしたもの

と言えます。

マナーが悪い人は

相手を傷つける意図がなくても

周囲に不快感を与えてしまいます。

■ モラルとは善悪を判断する心

一方、

モラルとは

人として何が正しく

何が間違っているかを判断する

倫理観や道徳心です。

例えば

・嘘をつかない

・人を騙さない

・弱い立場の人を利用しない

・ルールを守る

・責任から逃げない

などです。

モラルは

誰かに見られているかどうかではなく

自分自身の良心によって決まります。

■ マナー違反とモラル違反の違い

例えば

会議に遅刻した場合。

遅刻自体は

マナー違反です。

しかし

遅刻したにも関わらず

嘘の言い訳をして責任逃れをしたら

それはモラル違反になります。

また

お客様への言葉遣いが悪いのは

マナーの問題です。

しかし

お客様を騙して利益を得るのは

モラルの問題です。

つまり

マナーは「見せ方」、モラルは「あり方」

と言えます。

■ マナーだけでは信頼は得られない

世の中には

礼儀正しい人がいます。

そして

言葉遣いも丁寧で

態度も穏やかです。

しかし

裏で人を陥れたり

責任転嫁をしたりする人がいます。

こうした人は

マナーは良くても

モラルが低い状態です。

逆に

少し不器用で

言葉遣いは上手ではなくても

誠実で約束を守る人は

高いモラルを持っています。

本当に信頼される人は

マナーとモラルの両方を備えています。

■ 職場で大切なのはどちらか

マナーもモラルも両方大切ですが

優先順位をつけるなら

私は

モラルの方が重要だと思います。

なぜならマナーは後からでも学べるからです。

しかし

モラルが欠けた状態では

どれだけ

表面的に取り繕っても

長期的な信頼は得られることはありません。

想像してみてください。

礼儀正しい詐欺師より

少し不器用でも誠実な人の方が

安心して付き合えると思いませんか?

話を整理すると

マナーは

相手への配慮を形にした作法。

モラルは

人として正しい行動を選ぶ倫理観。

マナーがある人は

好かれやすくなる。

モラルがある人は

信頼されるようになります。

そして

本当に人間関係が豊かな人は

マナーで相手を尊重し

モラルで自分を律しています。

 

表面を取り繕うだけに終始せず

誰も見ていないところで

自分のあり方を磨くこと。

これこそが

私たちが最も見失ってはならない

姿勢ではないでしょうか。

あなたの職場や人間関係が

より誠実で

心地よいものになりますように。

では最後にお待ちかねの川柳です。

化けの皮

マナーで隠せぬ

モラルかな

byくさか