【脳の防衛本能】仕事ができない人は、頭が悪いのではなく「脳がサボっている」
【脳の防衛本能】
仕事ができない人は頭が悪いのではなく
〜脳がサボっている〜
同じ仕事をしているのに
年々成長する人がいます。
一方で
何年経っても
同じ失敗を繰り返し
目の前の仕事しか見えない人もいます。
この違いは
才能でも学歴でもありません。
じつは
私たちの脳には
できるだけ楽をして
現状を維持しようとする
防衛本能が備わっています。
だから
何も意識しなければ
脳は新しい考え方を避け
慣れた仕事だけを繰り返そうとします。
その結果
経験年数だけは増えても
経験値はほとんど増えません。
では
仕事ができる人の脳は
何が違うのでしょうか。
その答えは
『抽象化』という
脳の使い方にあります。
【人間の脳は経験をそのまま保存しているわけではない】
脳は毎日
膨大な情報を受け取っています。
もし
そのすべてを記憶していたら
脳はすぐにキャパオーバーになります。
そこで脳は
似た経験をまとめて残すようにします。
例えば
犬を一匹見ただけでは
「犬」という概念は生まれません。
しかし
柴犬
ゴールデンレトリバー
ハスキー
パピヨン
を何度も見ることで
形は違っても共通点がある
と脳は理解します。
これを『抽象化』といいます。
つまり
抽象化とは
難しい言葉ではなく
共通点を見つける力のことなのです。
【仕事ができない人は出来事しか覚えていない】
ところが
成長できない人は
経験を
出来事としてしか記憶していません。
「あのお客様は怒っていた。」
「この資料は褒められた。」
「この仕事は失敗した。」
ここで思考が止まります。
一方、
仕事ができる人は違います。
「なぜ怒ったのか。」
「なぜ評価されたのか。」
「共通する原因は何か。」
と考えます。
つまり
経験から法則を見つけています。
だから
一つの経験でも
何倍もの学びになるのです。
【好きな仕事しかしない人は脳が成長を拒否している】
脳は
基本的に未知のことを嫌います。
新しい仕事は疲れる。
新しい考え方も疲れる。
だから
脳は無意識に
慣れた仕事だけやろう
と命令します。
これを脳科学では
現状維持バイアスと呼びます。
現状維持は
命を守るためには必要な仕組みです。
しかし
仕事では
成長を止める原因になります。
だから
抽象がわからず
具体しか理解できない人ほど
自分が得意な仕事だけを繰り返します。
結果として
何年働いても
「経験年数」は増えるのに
「経験値」は増えません。
【経験は年数ではなく抽象化で差がつく】
同じ十年働いても
成長する人と
成長しない人がいます。
その違いは
十年間働いたことではありません。
十年間
毎日
なぜ?と思考を繰り返したかどうかです。
経験とは
時間ではありません。
経験を意味に変える力です。
だから
一年でも急成長する人がいる一方で
二十年働いても
新人と変わらない人もいます。
【本当に仕事ができる人は構造が見えている】
仕事ができる人は
仕事を『点』で見ないで『線』で見ます。
さらに『面』で見ます。
そして最後には構造で見ます。
だから
問題が起きても慌てません。
表面の出来事ではなく
原因を見つけられるからです。
逆に
具体しか見えない人は
問題が起きるたびに
対症療法を繰り返します。
その場は解決しても
また同じ問題が何度も起こるのです。
【成長とは『抽象化』の習慣である】
仕事とは
作業を覚えることではありません。
経験から法則を学び
その法則を次の仕事へ応用することです。
つまり
成長とは
知識を増やすことではなく
物事の本質を見抜く力を育てることなのです。
【最後に】
日々の作業に追われていると
どうしても目の前の『具体』だけで
頭がいっぱいになってしまいがちです。
しかし
ほんの少し視野を広げて
共通点を探す習慣をつけるだけで
毎日の仕事は
すべてあなたの成長の糧へと変わります。
目の前の作業を
ただこなす毎日は楽ですが
それでは
未来のあなたは変わりません。
大切なのは
今日起きた出来事から
どういうことか?
という共通点を見つけ出すこと。
その小さな問いかけの積み重ねこそが
あなたの将来を変える
唯一の原動力になっていくのです。
では最後にお待ちかねの川柳です。
抽象化
未来を変える
思考力
byくさか


