【続編】サボる本能 vs 育てる覚悟 実践編

【実践編】サボる本能 vs 育てる覚悟

~部下が自ら動くようになる育成の技術~

前回のブログで

「将は卒を愛す、されど溺愛せず。」

という言葉をもとに

本当の優しさとは

「甘やかすことではなく、成長の機会を与えること」

だとお伝えしました。

しかし

多くのリーダーは

ここで次のような

疑問を抱くのではないでしょうか。

厳しく育てると言われても、

甘やかすなと言われても、

実際には何をすればいいの?

確かに。

人間には誰しも

楽をしたい、

答えをすぐ欲しい、

というサボる本能があります。

そして

部下だけでなく

教える側のリーダー自身も

自分がやった方が早いと

ある意味

楽な方に流されがちです。

今回は

そんな本能に向き合い

現場で今日から使える育成の技術を

お伝えします。

【① 答えを教える前に質問する】

仕事ができる人ほど

すぐに答えを教えません。

代わりに質問します。

例えば

「どうしたらいいですか?」

と部下に聞かれたら

【NG】 すぐに答えを教える
  
   → 「指示待ち人間」を作る

【OK】「あなたはどう思う?」と質問する

   → 「思考の習慣」を授ける。

最初は時間がかかります。

しかし

考える習慣が身につけば

同じ質問は二度と来なくなります。

教える時間は減り

考える力が増えるのです。

【② 失敗を責めず、分析させる】

失敗をすると

多くの人は

「すみません。」

で終わらせようとします。

しかし

成長する人は

そこで終わりません。

リーダーが聞くべきなのは

「なぜ失敗した?」

ではなく

「次はどうすれば防げる?」

です。

人は

過去ではなく

未来に意識が向いた瞬間から

成長を始めます。

【③ 小さな成功体験を積ませる】

いきなり大きな仕事を任せても

人は動けません。

まずは

少し頑張ればできる仕事を任せます。

そして

できたらすぐ認める。

心理学では

成功体験は

「自分ならできる」

という自己効力感を高めることが

知られています。

自信は

褒め言葉ではなく

成功体験から生まれるのです。

【④ 手伝う前に30秒待つ】

部下が困っていると

つい助けたくなります。

しかし

『30秒』だけ待ってみてください。

意外と

自分で解決し始めます。

考える時間を奪わないことも

教育です。

沈黙は

育成の時間でもあります。

【⑤ 結果ではなく行動を評価する】

結果だけを評価すると

人は失敗を恐れます。

しかし

挑戦したこと

工夫したこと

改善しようとした姿勢を評価すると

人は挑戦するようになります。

育てるとは

才能を評価することではありません。

成長する行動を評価することです。

【⑥ 「任せる」と「放置」は違う】

「任せたから。」

そう言って

何も見なくなる人がいます。

それは

育成ではありません。

放置です。

本当に任せるなら

途中経過を確認します。

困っていたら

答えではなく

ヒントを与えます。

最後まで見届けます。

伴走することが

任せるということなのです。

【⑦ 叱る前に期待を伝える】

人は

否定されるためではなく

期待されるために頑張ります。

だから

注意するときほど

最初にこう伝えます。

「君ならできると思っている。」

「期待しているから言う。」

その一言だけで

相手の受け止め方は大きく変わります。

厳しさは

信頼という土台の上で

初めて伝わるのです。

【サボる本能に勝つ環境を作る】

人間は

意志だけでは変われません。

だからこそ

環境が大切です。

・期限を決める

・毎日報告する

・チェックリストを作る

・役割を明確にする

・小さな約束を守る

人は

環境に育てられます。

強い人を探すより

強くなれる環境を作ることが

リーダーの仕事です。

【育成とは未来への投資】

部下が成長しないからといって

全部自分でやれば

今日の仕事は早く終わります。

しかし

一年後も

五年後も

自分が同じ仕事を抱えることになります。

一方で

今は時間をかけて育てれば

未来には

自分以上に考え

動いてくれる仲間になります。

育成とは

未来への投資なのです。

【最後に】

部下を育てることは

決して簡単ではありません。

時間もかかります。

思うようにいかないこともあります。

それでも

目先の楽を選ばず

未来の成長を信じ続ける人だけが

本当のリーダーになります。

「将は卒を愛す、されど溺愛せず。」

愛があるからこそ

考えさせる。

愛があるからこそ

責任を持たせる。

愛があるからこそ

最後まで信じ抜く。

それが

人を育てる覚悟なのです。

それでは最後にお待ちかねの川柳です。

育てるは

 

答えじゃなくて

問いを置く

by くさか

HOME

治療(保険診療)について 加圧トレーニングについて パーソナルトレーニングのお得な回数券はこちら 院長BLOG What’s NEW {{feedzy_title}} {{feedzy_meta}} 当院の特徴 …