【続編】「面倒くさい」を抜け出すために
【続編】「面倒くさい」を抜け出すために
~「やる気が出たら動く」ではなく
「動くから、やる気が出る」~
前回のブログで
何もかもが面倒と感じるとき
脳や身体で起きていることについて
お話ししました。
今回は
その続編。
「運動したほうがいいのはわかっている」
「健康のために動いたほうがいい」
「でも、面倒くさい」
そんなとき
どうすればいいのでしょう?
ここで
ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
やる気が出たら動くのではありません。
むしろ
動くからやる気が出てくるということです。
これが
「面倒くさい」を抜け出すための
大きなポイントになります。
① 「やる気」を待ってはいけない
私たちは
つい
「やる気が出たら運動しよう」
「気分が乗ったら歩こう」
「元気になったら筋トレしよう」
と考えてしまいます。
しかし
これでは
なかなか始まりません。
なぜなら
やる気は
いつも先にやってくるとは
限らないからです。
例えば
掃除。
「よし!掃除するぞ!」
と強い決意をしてから
掃除を始める人ばかりではありません。
まず
ゴミを一つ拾う。
すると
「もう少しやろうかな」
となる。
筋トレも同じです。
スクワットを1回やる。
すると
「せっかくだから10回やろう」
となる。
つまり
行動が先、やる気は後。
この順番を
知っているだけでも
行動しやすくなります。
② 脳は「考えすぎる」と言い訳を作る
「よし、運動しようかな」
と思った瞬間
脳の中で
こんな声が聞こえてきます。
「今日は疲れているし」
「明日でもいいんじゃない?」
「ちょっと休んでからにしよう」
「雨だし」
「今日は時間がないし」
まるで
脳の中に
言い訳製造機があるようです。
もちろん
本当に疲れているときや
休息が必要なときは
無理をする必要はありません。
しかし
単なる「面倒くさい」だけなら
考え続けるほど
行動しにくくなることがあります。
そこで
「考える前に、最初の一動作」です。
・靴を履く。
・立ち上がる。
・玄関に行く。
・スクワットを1回する。
・まず身体を動かす。
「やるか、やらないか」を
長時間考えないことです。
③ 「5分だけ」にする
「30分歩こう」
「1時間筋トレしよう」
そう考えると
それだけで面倒になります。
だから
「5分だけ」にします。
・5分歩く。
・5分ストレッチする。
・スクワットを10回する。
それで終わってもいい。
大切なのは
運動量を増やすことよりも
動き始めることです。
不思議なもので
始めてしまうと
「もう少しやろうかな」
と思えることがあります。
これが
「行動→やる気」の力です。
④ 大きな行動を「小さく分解」する
例えば
「ウォーキングに行く」という行動。
じつは
いくつもの行動が
組み合わさっています。
着替える。
↓
靴を履く。
↓
玄関へ行く。
↓
外に出る。
↓
歩く。
これを全部まとめて
「ウォーキングをする」と考えるから
面倒になるのです。
そこで
「まず靴を履くだけ」
にします。
靴を履いたら
次は玄関。
玄関に出たら
少し歩く。
大きな行動を小さな行動に分解する。
これだけで
脳が感じるハードルは下がります。
⑤ 「考えなくても動ける仕組み」を作る
毎回
・今日は運動する?
・何をする?
・何時にする?
と考えていると
それだけで疲れてしまいます。
だから
ルールを決めてしまう。
例えば
「月・水・金は筋トレ」
「朝食後に10分歩く」
「テレビを見る前にスクワット10回」
「歯を磨いたらストレッチ」
など。
こうしておけば
「今日はどうしよう?」
と考える必要がありません。
意思ではなく仕組みで動く。
これが
習慣化のコツです。
⑥ 「毎日完璧」ではなく「ゼロにしない」
運動を始めると
「毎日やらなければ」
「30分やらなければ」
「ちゃんとやらなければ」
と考えてしまう人がいます。
でも
完璧を目指しすぎると
できない日が来たときに
すべて嫌になってしまいます。
だから
・今日は2分だけでもいい。
・スクワット5回でもいい。
・家の中を歩くだけでもいい。
大切なのは
「完全にゼロにしない」ということ。
もちろん
休むことも大切です。
でも
「今日はできなかった」
↓
「もういいや」
↓
「しばらくやらない」
という流れだけは
できるだけ避けたい。
一度休んでも
また戻ればいいのです。
⑦ 「できたこと」を数える
私たちは
できなかったことには
よく気づきます。
・今日は30分歩けなかった
・筋トレできなかった
・昨日より動けなかった
でも
・10分歩いた
・スクワットを10回した
・階段を使った
・いつもより少し多く動いた
こうしたことは
意外と見落とします。
だから
「できなかったこと」より
「できたこと」を数える。
小さな成功体験が積み重なると
・自分は動ける
・やればできる
という感覚が生まれます。
そして
その感覚が
次の行動につながります。
そして
ここで
もう一つ大切なことがあります。
身体は
「使わなければ落ちる」だけではありません。
使い続けることで
今ある能力を維持することもできます。
もちろん
年齢による変化はあります。
しかし
「もう年だから」
「今さら遅い」
と決めつける必要はありません。
・筋力を維持する。
・歩く能力を維持する。
・立ち上がる力を維持する。
・姿勢を整える。
・動く習慣を作る。
こうした小さな積み重ねが
3年後、5年後の
「自分で動ける身体」を作っていきます。
「面倒だから、今日はやめておこう」
その選択は
その瞬間だけを見れば
とてもラクです。
でも
未来の自分から見たら
どうでしょうか?
『今日の1回』
それは
ただの運動ではありません。
これからも自分の足で動くための
未来への投資です。
このブログを読み終えたら
立ち上がってみてください。
スクワットを
1回だけ。
1回やったら
それで十分です。
なぜなら
未来の自分を変える最初の一歩は
いつだって「今」だからです。
では最後にお待ちかねの川柳です。
面倒と
思った瞬間
まず1回
by くさか


