苦手な人を「人生の名コーチ」に変える思考法

【苦手な人を克服する方法】

〜この人は私に何かを教えてくれているという思考法〜

あなたは

職場や日常生活の中で

この人どうしても苦手!

という人はいますか?

• 話し方がきつい人

• 否定ばかりする人

• 自慢話が多い人

• 空気を読まない人

• 感情的な人

できれば関わりたくない。

そう思うことは自然なことです。

しかし

苦手な人が現れるたびに

ストレスを抱えていては

人生はとても疲れてしまいます。

そこで

私が大切だと思うのが

この人は私に何かを教えてくれている

という視点です。

【なぜ苦手な人に強く反応してしまうのか】

まず知っておきたいのは

人は無関心な相手には

ほとんど感情が動かないということです。

本当に関係のない人が

何をしていても

それほど気になりません。

にもかかわらず

特定の人だけが強烈に気になる。 

それは

相手の問題だけでなく

自分の中にも何か反応する要素(心の癖)が

あるからです。

心理学では

人は自分と違う価値観を持つ人に

強いストレスを感じやすい

と言われています。

例)

努力は当たり前と思っていると

楽をする人が許せなくなる
(自分が常に頑張り続けてきた証拠)

礼儀は大切と思っていると

無礼な人が許せなくなる
(本当はもっと自分を主張したいのに我慢している裏返し)

つまり

苦手な人とは自分の価値観との衝突であり

裏を返せば

そこに自分の課題を映し出す鏡があるのです。

・認められたいという気持ち

・完璧主義

・強いプライド

・過去の嫌な経験

苦手な人は

そうした自分自身の内側を

発見させてくれる存在でもあります。

【苦手な人は人生の反面教師】

もちろん

中には本当に問題のある人もいます。

しかし

そういう悪い見本からも

私たちは多くを学べます。

• 愚痴ばかり言う人を見て
 言葉が周囲に与える影響を知る。

• 責任転嫁する人を見て
 責任を引き受ける人の価値が分かる。

• 時間にルーズな人を見て
 信頼を積み上げる重要性を学ぶ。

なぜこんな人がいるんだと

憤るのではなく

こうなってはいけないという

人生の教材として捉える。

成功者の多くは

良い先生だけでなく

こうした

悪い見本からも貪欲に学んでいます。

【人生は「人間関係の筋トレ」】

私は

苦手だなと感じる人は

人生なかで自分を鍛えてくれる存在

だと思っています。

筋肉は

負荷があるからこそ

強く成長します。

人間力もまったく同じです。

優しい人や

気の合う人だけに囲まれていては

忍耐力も

対応力も

感情のコントロール力も育ちません。

苦手な人が目の前に現れて  

負荷をかけてくれるからこそ

• 冷静に受け流す力

• 高度なコミュニケーション能力

• 他者と適切な境界線を引く力

が鍛えられるのです。

まさに

これは人間力を高めるための

筋トレなのです。

【「変えられるもの」と「変えられないもの」】

多くの人は

苦手な相手を変えようと躍起になります。

しかし

他人を変えることは非常に困難です。

変えられるのは

自分の受け取り方と行動だけです。

成長する人は

苦手な人に出会ったときに

「被害者の視点」ではなく

「学習者の視点」で物事を見ます。

嫌な人で終わらせて

ストレスを溜めるのか。

学びを与えてくれるトレーニングコーチ 

と捉えて自分の成長の材料にするのか。

その違いは

起きた出来事そのものではなく

あなたの受け取り方にあります。

ただし

場合によっては

適切な距離を取ることも大事。

ここで勘違いしてはいけないのは

学ぶことと

我慢することは違うということです。

あなたは

パワハラや理不尽な扱いを

耐え忍ぶ必要はありません。

有害な人間関係から

離れることは重要な自己防衛です。

克服するとは

その人を好きになることではありません。

そして

苦手な人を好きになる必要もありません。

もっと言えば

無理に仲良くなる必要もありません。

あなたが

苦手な人を見るたびに

感情を振り回される状態から

卒業することが大切です。

距離を置きながらでも

あの人から

私は十分学んだと

心の中で決着をつければいいのです。

むしろ

適切な境界線を引いて

距離を取れていること自体が

その相手から学んだ成果と言えます。 

次に苦手な人と出会った時、

この人はいったい

『私に何を教えようとしているのだろう?』

そして

『すべての人は師』

という

『問い』や『解釈』を持てば

相手との不毛な戦いがやがて終わり、 

あなたはあなたの人生を取り戻し

自己成長を遂げる物語へと

変わっていけるのです。

では最後にお待ちかねの

川柳です。

苦手な人

私を鍛える

名コーチ

byくさか