ケトジェニックで痩せなくなったらローファットへ

【ケトジェニックで痩せなくなったらローファットへ】

〜停滞期は失敗ではなく、体が進化した証拠〜

「最初はあんなに痩せたのに…。」

ケトジェニックを続けていると

多くの人が

この壁にぶつかります。

糖質をほとんど食べていない。

食事も守っている。

それなのに体重が動かない。

「自分は体質的に痩せないのかもしれない」

そう考えてしまう人もいます。

しかし

実際には違います。

それは

あなたの体が

生き延びるために適応した

ということなのです。

【人間は飢餓に適応するように作られている】

人類は数百万年もの間

常に食べ物がある環境では生きてきませんでした。

食べられる時もあれば

何日も十分に食べられない時代もありました。

そのため人体には

エネルギー不足になると

消費を抑える仕組みが備わっています。

これを

代謝適応(Adaptive Thermogenesis)

と呼びます。

つまり

ダイエットが長く続くほど

体は

このままでは飢餓が続くと判断し

少ないエネルギーでも

生きられる体へ変化していくのです。

【ケトジェニックでも代謝適応は起こる】

糖質を食べていないから停滞しない

というわけではありません。

どんなダイエットでも

消費カロリーより

摂取カロリーが少ない状態が続けば

体は適応します。

例えば

・基礎代謝が下がる

・無意識の活動量(NEAT)が減る

・体温が少し低下する

・甲状腺ホルモンが低下する

・レプチン(満腹ホルモン)が減る

・食欲を高めるグレリンが増える

こうした変化が積み重なり

以前と同じ食事でも

痩せにくくなっていきます。

【だからローファットが効く】

ここで

糖質を適度に戻すと

体は

飢餓は終わったと判断し始めます。

すると

・レプチンが回復しやすい

・甲状腺ホルモンの働きが改善しやすい

・トレーニング強度が上がる

・NEATが増えやすい

・筋肉のグリコーゲンが補充される

結果として

消費エネルギーが回復し

再び脂肪が落ちやすい状態へ

近づいていきます。

【体重が増えても焦らない】

ローファットへ切り替えると

最初の数日〜1週間ほどで

体重が1〜3kgほど増える人もいます。

これだけ見ると

「太った!」

と思ってしまいますが

その多くは脂肪ではありません。

糖質1gは

約3〜4gの水分と一緒に

筋肉や肝臓へ蓄えられます。

つまり

筋肉が満たされた結果

体重が増えているだけなのです。

むしろ

筋肉が元気になったサインでもあります。

【ローファット移行で一番大切なのは脂質を減らすこと】

失敗する人の多くは

糖質だけ増やして

脂質をそのまま食べてしまいます。

これは

摂取カロリーが大幅に増えるため

脂肪が付きやすくなります。

基本は

糖質を増やした分だけ

脂質を減らす。

このバランスが重要です。

タンパク質は

筋肉を守るため

体重1kgあたり1.6〜2.2g程度を目安に

維持するとよいでしょう。

【ボディビルダーが食事を切り替える理由】

ボディビルダーは

「ケトジェニックが最強」

とも

「ローファットが最強」

とも考えていません。

体の反応を見ながら

最も効果が出る方法を選んでいます。

停滞したら変える。

体調が悪ければ変える。

筋肉が落ちそうなら変える。

つまり

方法に執着するのではなく

目的に合わせて戦略を変えているのです。

【ダイエットは戦略ゲーム】

成功する人は

気合いや根性だけで

痩せているわけではありません。

体の仕組みを理解し

その時々で最適な方法を選んでいます。

ケトジェニックで結果が出たなら

それは素晴らしいことです。

しかし

停滞したなら

次の一手を打つ。

その柔軟さこそが

長期的な成功につながります。

【まとめ】

・停滞は失敗ではなく「代謝適応」のサイン

・ケトジェニックでも体は省エネ化する

・ローファットへの切り替えは

代謝やトレーニングパフォーマンスの

回復につながることがある

・糖質を増やすなら脂質は減らす

・一時的な体重増加の多くは

 水分とグリコーゲンであり脂肪ではない。

ダイエットとは

自分の体との対話であり最高の実験です。

一つのやり方に縛られず

体の声(代謝適応)を聴き

理論(ローファット)で返す。

この具体と抽象の

往復を楽しめるようになった時

あなたはもう

ダイエットの初心者を卒業ですね ^_^

では最後にお待ちかねの川柳です。

停滞は

次のステージ

招待状

byくさか