筋トレのSSCとTUTの違いと活用法
【SSC(ストレッチショートサイクル)とTUT(タイムアンダーテンション)の違いと活用法】
筋トレは
「重さ」や「回数」ばかりに
注目されがちですが
じつは
筋肉への刺激というのは
動作の方法によって大きく変わってきます。
その代表が
SSC(ストレッチショートサイクル)
簡単に言うと反動をつけるやり方
と
TUT(タイムアンダーテンション)
簡単に言うとずっとテンションをかけるやり方
です。
どちらも優れたトレーニング方法ですが
鍛えたい能力によって
使い分ける必要があります。
■ SSC(ストレッチショートサイクル)とは
SSCとは
筋肉が伸ばされた直後に
素早く縮む動作のことです。
ジャンプ動作が最も分かりやすい例です。
しゃがむ
↓
筋肉(アキレス腱)が伸びる
↓
反動を利用して一気に跳ぶ
この一連の流れがSSCです。
筋肉や腱に蓄えられた
弾性エネルギーを利用するため
より大きなパワーを発揮できます。
■ SSCのメリット
① 爆発的なパワー向上
短時間で大きな力を発揮する能力が高まります。
② スポーツ動作に直結する
走る、跳ぶ、投げる
ほぼ全ての競技動作でSSCが使われています。
③ 神経系の発達
筋肉だけでなく
素早く力を出す能力を鍛えることができます。
■ SSCを活用する種目
・スクワットジャンプ
・ボックスジャンプ
・メディシンボールスロー
・バウンディング
・ジャンプランジ
・クイックベンチプレス
スポーツ選手には非常に重要な能力です。
■ TUT(タイムアンダーテンション)とは
TUTとは
筋肉に負荷がかかっている時間のことです。
例えばスクワットで
3秒かけて下がり止まらないで
2秒で上がり止まらないで
さらに下がるを繰り返す。
すると
筋肉は長時間緊張状態になります。
この緊張時間を意図的に増やす方法が
TUTトレーニングです。
■ TUTのメリット
① 筋肥大に有効
筋肉が長時間負荷を受けることで
代謝ストレスが増加します。
② フォーム習得に最適
ゆっくり動くため
正しい動作を学びやすくなります。
③ 関節への衝撃が少ない
勢いを使わないため
比較的安全に負荷をかけられます。
④ 筋肉の感覚が高まる
狙った部位への意識が向上します。
■ TUTを活用する種目
・スロースクワット
・スローベンチプレス
・スローデッドリフト
・テンポランジ
・テンポプッシュアップ
筋肥大や基礎筋力向上を狙う場面で活躍します。
■ SSCとTUTの使い分け
SSC= パワー・瞬発力重視
TUT= 筋肥大・筋コントロール重視
スポーツ選手であれば
オフシーズンはTUTで筋量を増やし
シーズン前はSSCでパワーへ変換する
という流れが非常に効果的です。
■ スポーツトレーナーが理解しておくべきこと
現場では
筋肉を大きくしたい選手と
速く動けるようになりたい選手がいます。
しかし
両者に同じトレーニングを処方しても
目的は達成できません。
筋肥大を狙うならTUT。
競技力向上を狙うならSSC。
そして最終的には
両方を適切なタイミングで
組み合わせることが重要です。
重さを追うだけではなく
SSC(瞬発力):ピッチやコートを支配する
爆発的な動ける身体へ。
TUT(筋肥大):狙った筋肉をコントロールする 強靭な肉体へ。
感覚ではなく理論で刺激を使い分けるのがベター。
今日から
あなたの狙い通りの
刺激を設計してみると
筋トレがもっと楽しくなりますよ ^_^
では最後にお待ちかねの川柳です。
効かせたい
時間を味方に
TUT
byくさか


