部下が自ら考え始める「キラークエスチョン」とは
【部下が自ら考え始めるキラークエスチョンとは】
~答えを教える人ではなく考えさせる人が本当の指導者~
前回のブログで
教育のゴールは
「言われたから動く人」ではなく
「自分で考え、自分で動く人」を育てることだと
お伝えしました。
そして
そのためには
「指示」を「質問」に変えることが重要
というお話もしました。
では
実際には
どんな質問をすれば
人は自ら考え始めるのでしょうか?
今日は
現場で今日から使える
キラークエスチョンをご紹介します。
【人は答えをもらうと考えることをやめる】
部下が失敗した時
多くの指導者はこう言います。
「だから言っただろ。」
「次はこうしなさい。」
もちろん
間違いを正すことは必要です。
しかし
毎回答えを教えていると
相手の脳は
「考える必要がない」
と学習してしまいます。
教育とは
答えを増やすことではなく
考える回数を増やすことなのです。
【キラークエスチョン①】
「どうしたら上手くいくと思う?」
失敗した時ほど
答えを言いたくなります。
しかし
まず聞いてみてください。
「あなたなら、どうしたら上手くいくと思う?」
この一言だけで
脳は原因ではなく
改善策を探し始めます。
人は
原因探しより
解決策を考えた時に成長します。
【キラークエスチョン②】
「次に同じ場面ならどうする?」
反省だけでは
人は変わりません。
必要なのは
未来を考えることです。
「何が悪かった?」
よりも
「次はどうする?」
この質問は
脳を過去ではなく未来へ向かわせます。
【キラークエスチョン③】
「今できる一歩は?」
大きな目標ほど
人は動けなくなります。
そんな時は
目標を小さくします。
「まず何から始める?」
「今日できることは?」
小さな行動ほど
人は実際に動きやすくなります。
行動すると
自己効力感が高まり
次の行動へつながります。
【キラークエスチョン④】
「誰のためにやる仕事かな?」
人は
自分のためだけでは
頑張れないことがあります。
しかし
仕事の先にいる
お客様
仲間
チーム
家族
を思い浮かべると
責任感が生まれます。
行動には意味が必要なのです。
【キラークエスチョン⑤】
「できたことは何?」
日本人は反省が得意です。
しかし
成功を振り返るのは苦手です。
「何がダメだった?」
ばかりでは
自信は育ちません。
だから最後に
必ず聞いてください。
「今日、一番良かったことは?」
成功を言葉にすることで
脳は
「これを続ければいい」
と学習します。
【質問するときの注意点】
質問は
尋問ではありません。
立て続けに質問すると
相手は責められていると感じます。
大切なのは待つこと。
そして
沈黙を恐れないことです。
考える時間があるからこそ
自分の答えが生まれます。
【教育とは脳を動かすこと】
優れた指導者は
答えをたくさん知っている人ではありません。
相手の脳を動かせる人です。
質問され
考え、
決断し、
行動し、
振り返る。
この繰り返しが
やがて
「自分で育つ力」になります。
【最後に】
部下は
指導者の言葉を覚えるのではありません。
自分で考えた答えを覚えます。
だからこそ
今日から一つだけ変えてみてください。
答えを言う前に
一つ質問する。
その一問が
相手の未来を変える
きっかけになるかもしれません。
教育とは
知識を与えることではなく
考える力を育てること。
その力こそが
誰も見ていなくても動ける人を育てるのです。
では最後にお待ちかねの川柳です。
教えられ
知った答えは
すぐ忘れ
by くさか


