【完全版】レッグドライブの正体。腕で『押す』から全身で『運ぶ』ベンチプレスへ
ベンチプレスは
「上半身の種目なのに、
なぜ足を使うと重量が伸びるのか?」
今回はこの疑問に答えます。
【結論】
重量が伸びる理由は
足を使うテクニックである
レッグドライブによって
“力の通り道”が完成するからです。
【レッグドライブの正体】
レッグドライブとは
足で床を押すことで
全身の力をシャフト(バー)に伝える技術です。
重要なのは“踏ん張り”ではなく
力の伝達ルートです。
足 → 臀部 → 体幹 → 肩甲骨 → 腕 → シャフト
この流れが途切れなければ
人は本来以上の力を発揮できます。
【なぜ重量が伸びるのか】
①「手押し」から「全身運動」へ変わる
脚と背中の力が加わることで
出力の総量が増えます。
腕だけで押していた状態から脱却し
“押す”ではなく“全身で運ぶ”動作に変わります。
② 胸のポジションが高く固定される
レッグドライブは
アーチ維持の装置でもあります。
胸が高く安定すると
・可動域が最適化される
・力の逃げ場がなくなり力がよく伝わる
結果として
同じ筋力でも重量が上がる状態になります。
③ ボトムで張力が残る
多くの人は
下ろした瞬間に力が抜けています。
正しいレッグドライブは違います。
足で押し続けることで
下ろしている最中も
全身にテンションが存在し続けます。
これにより
スティッキングポイントを突破
することができます。
ここからが分かれ道。
レッグドライブは強力ですが
使い方を間違えると誤魔化しになります。
【NG例】
・胸でバウンドさせる
・押す瞬間だけ脚を使う
これらは
力が繋がっていない状態です。
【ラーセンプレスとの関係】
ラーセンプレス
・純粋な押す力を鍛える
・誤魔化しが効かない
レッグドライブ
・出力を最大化する
・連動を作る
つまり
ラーセン=エンジン
レッグドライブ=駆動系
エンジンだけでもダメ
駆動系だけでもダメ
両方あって初めて走ります。
【実践で一番大事なポイント】
多くの人が勘違いしているのはここです。
押す前にすでに脚は仕事している
バーを下ろす前から
・足は床を押している
・背中は固まっている
・胸は高い位置にある
この状態が作れていないなら
レッグドライブは“未使用”です。
【使い分け】
初心者〜中級者
・メイン:通常ベンチ
・補助:ラーセン
→ フォームと筋力を同時強化
停滞している人
・ラーセンの比率を上げる
→ “押せない原因”を炙り出す
上級者
・レッグドライブの精度を高める
→ 数kg単位で結果が変わる世界
【まとめ】
レッグドライブはズルではありません。
“力を正しく使う技術”です。
ただし
それだけに頼ると
本当の弱点は隠れます。
ラーセンが問いかけるのは
「あなたは本当に押せているか?」
レッグドライブが問いかけるのは
「その力を最大化できているか?」
この2つが噛み合ったとき
ベンチプレスは一気に変わります。
ベンチプレスの楽しさと本質を知り、
どうかみなさんの
ベンチプレスライフが
ますます
有意義なものになりますように。
では最後にお待ちかねの
川柳です。
足で押し
背中のチカラで
天を突く
byくさか


