励ましよりも100倍効く!自信を切り拓く「自己効力感」の高め方
【励ましよりも100倍効く!自信を切り拓く「自己効力感」の高め方】
~教育のゴールは自発性を育てること~
以前のブログで
やろうとしない人は
能力ではなく
行動しない習慣を学習している
というお話をしました。
そして
その習慣を変えるには
やらないまま終わるという結果を与えない
ことが重要であることもお伝えしました。
しかし
ここで一つ疑問が生まれます。
最後までやらせれば
本当に自分から動くようになるのか?
という点です。
私の答えは
手は動くようになっていきますが
心まではまだ動き出しません。
なぜなら
人はやらされた経験だけでは
自発的には動かないからです。
【人は命令では長続きしない】
最初のうちは
管理されることも必要です。
報告する。
期限を守る。
最後までやる。
これは習慣づくりには欠かせません。
しかし
いつまでも
言われたからやるでは成長は止まります。
教育の最終目標は
管理される人を育てることではありません。
誰も見ていなくても
自分で考え自分で動ける人を
育てることです。
【人は自分で選んだと感じた時に動き出す】
心理学には
自己決定理論という考え方があります。
人は
「やらされた」と感じるよりも
「自分で決めた」と感じた方が
行動が長続きすることが分かっています。
例えば
「明日までにやれ」
と言われるより
「明日までに終わらせるには、どう進める?」
と聞かれた方が
主体性が生まれます。
行動は同じでも
脳の受け取り方はまったく違うのです。
【指示ではなく質問が人を育てる】
仕事ができる指導者ほど
答えを教えません。
代わりに質問します。
「どう思う?」
「次はどうする?」
「何が一番の課題だった?」
質問されることで人は考え始めます。
考えることで
自分の行動に責任を持つようになります。
つまり
質問とは
相手の脳を働かせる教育なのです。
【小さな成功ができるかもしれないを育てる】
やろうとしない人は
失敗経験ばかりではありません。
どうせ無理だという思い込み
を持っています。
だからこそ
最初から大きな仕事を任せるのではなく
少し頑張れば達成できる課題を
積み重ねます。
できた。
褒められた。
役に立てた。
この経験が
自分にもできるという感覚を育てます。
心理学では
これを自己効力感と呼びます。
自信とは
励ましではなく
積み重ねた成功体験から生まれるものなのです。
【褒めるだけでは人は育たない】
最近は
褒めて育てる教育が注目されています。
もちろん
努力を認めることは大切です。
しかし
褒めるだけでは
本当の自立にはつながりません。
必要なのは
結果だけではなく
行動そのものを認めることです。
最後までやった。
期限を守った。
改善しようとした。
その姿勢を評価することで
人は
行動することに価値があると学習します。
【教育とは「自分で育つ力」を育てること】
指導者が
一生ついて回ることはできません。
だから最後に必要なのは
自分で考え
自分で修正し
自分で前に進める力です。
その力は
叱責でも
放任でも育ちません。
一貫した基準と
考えさせる関わりの中で
少しずつ育っていくものです。
【本当に優れた指導者とは】
優れた指導者は
自分がいないと
回らない組織を作る人ではありません。
自分がいなくても
人が育ち
組織が回る環境を作る人です。
そのためには
目先の成果を急ぐより
考える習慣を育てること。
答えを与えるより
問いを与えること。
やらせるより
やりたいと思える経験を積ませること。
それが
教育の最終地点なのです。
今日も現場では
すぐに結果が出ない育成に
悩んでいる指導者がたくさんいると思います。
しかし
人は植物と同じです。
毎日少しずつ水を与え
根を育てた人だけが
やがて大きな花を見ることができます。
教育とは
今日の成果を競う仕事ではありません。
数年後に
「あの時、諦めなくて良かった」
と思える未来を育てる仕事なのです。
【「指示」を「質問」に変える】
言葉で言うのは簡単ですが
いざ現場に立つと
これがなかなか難しいものです。
では
実際にどんな『問いかけ』が
効果的なのか?
相手の脳を劇的に動かす
具体的なキラークエスチョンについては
またのブログで
じっくり深掘りしていきます。
ぜひ、お見逃しなく!
では最後にお待ちかねの川柳です。
問いかけで
自ら動く
芽が育つ
by くさか


