50代・60代こそ「面倒くさければGO!」の法則
【50代・60代こそ面倒くさければGO!の法則】
~面倒なひと手間が未来の自分を助けてくれる~
「面倒くさいな。。」
仕事でも。
健康でも。
人間関係でも。
何か新しいことを始めようとすると
誰でも一度はそう感じます。
しかし
ここで一つ覚えておきたいことがあります。
「面倒くさい」と感じること自体は
悪いことではありません。
脳には
今までと違うことや
余計なエネルギーを使うことを避け
現状を維持しようとする仕組みがあります。
いわゆるホメオスタシス(恒常性)です。
つまり
「面倒くさい」
「今日はやめておこう」
「明日でいいか」
という感覚はある意味では
脳が変化や労力を避けようとしている
自然な反応でもあります。
だから
「面倒くさいと思う自分はダメだ」
と考える必要はありません。
大切なのは
「面倒くさい」と感じた後にどうするか。
ここです。
■「面倒くさい」と「難しい」は違う
ここを
はっきり分けて考えてみましょう。
難しいこととは
専門的な知識や技術が必要だったり
能力や経験が求められたりすること。
これは
本当に難易度が高い。
一方で
面倒くさいことは
「やろうと思えばできる」ことが多い。
ただ
時間がかかる。
手間がかかる。
地味。
すぐに結果が出ない。
誰にも評価されない。
だから
やりたくなくなる。
そして
ここに大きなチャンスがあります。
■「面倒くさいこと」は、実は狙い目
みんなが
面倒だからやらないと思うこと。
そこには
競争相手が少ない。
例えば仕事なら
・約束をきちんと守る
・連絡を後回しにしない
・細かい確認をする
・記録を残す
・人が嫌がる仕事を丁寧にする
・次の人が困らないように準備する
どれも
特別な才能ではありません。
ただ
ちょっと面倒くさい。
だから続ける人が少ない。
でも
そのちょっとした差が
長い年月の中で
大きな信頼の差になります。
健康も同じです。
・運動する。
・食事を整える。
・睡眠を確保する。
・定期的に身体をチェックする。
・体重や体調を記録する。
一つひとつは
決して難しいことではありません。
でも
毎日やるとなると面倒くさい。
だから
多くの人が途中でやめる。
そして
数年後に差がつく。
健康の差は
一日で生まれるものではありません。
「面倒だけど、今日もやる」
その積み重ねが
未来の身体をつくっていきます。
■「ひと手間」は消費ではなく「時間投資」
ここで
もう一つ視点を変えてみます。
面倒なことをすると
「時間を取られた」と感じます。
しかし
本当にそうでしょうか?
例えば
仕事の確認を5分する。
一見すると
5分を失ったように感じます。
でも
その5分のおかげで
後から起こる大きなミスを防げるかもしれない。
丁寧に人と話す。
少し時間はかかる。
でも
後になって
人間関係がこじれることを防げるかもしれない。
身体のケアをする。
面倒かもしれない。
でも、
将来の体力低下や不調を防ぐための
小さな投資になるかもしれない。
つまり
面倒なひと手間は
未来の大きな二度手間を減らすための
時間投資なのです。
今、5分を惜しむ。
その結果
後で何時間も失う。
今、少しお金を惜しむ。
その結果
後で大きな出費になる。
今、一言を惜しむ。
その結果
人間関係がこじれる。
今、身体を動かすことを惜しむ。
その結果、
将来身体を動かすこと自体が難しくなる。
だからこそ
今のひと手間は
未来の自分を助ける投資なのです。
■50代・60代からは面倒くさいの価値が上がる
若い頃は体力もある。
時間もある。
失敗してもやり直す時間があります。
しかし
50代、60代になると
少しずつ環境が変わります。
・仕事では
これまでの経験が問われる。
・身体では
若い頃と同じ無理が効かなくなる。
・人間関係では
「何を言ったか」だけでなく
「どう接してきたか」が残る。
そして
人生ではこれまでの積み重ねが
そのまま未来に返ってくる。
だからこそ人生後半では
大きな一発逆転よりも
小さなひと手間を惜しまないことが
重要になります。
■「やる気が出たらやる」では遅い
では
面倒くさいと感じたらどうすればいいのか。
答えは
「やる気を待たない」こと。
「やる気が出たら始めよう」
と思っていると
いつまでも始まりません。
まず
5分だけやってみる。
机を片付ける。
メールを一本返す。
靴を履いて外に出る。
軽く身体を動かす。
すると
最初は乗り気でなかった脳も
行動を始めることで
徐々に集中や意欲が高まっていくことがあります。
いわゆる「作業興奮」として
知られる現象です。
つまり
「やる気→行動」だけではなく
「行動→やる気」もある。
だから
面倒くさいと感じたら
大きなことをやろうとしなくていい。
まず5分。
まず一回。
それでいいのです。
■「面倒くさい」はGO!のサイン
すべての面倒なことを
無理してやる必要はありません。
考えるべきなのは
これは面倒なだけで
本当は価値のあることではないか?
ということ。
もし
「やったほうが未来の自分にプラスになる」
と思えるなら
GO!
面倒くさい。
それは
「やめる理由」ではなく
「差をつけるチャンス」かもしれません。
50代、60代からの人生は
若い人と同じように
体力や勢いだけで勝負する必要はありません。
・経験がある。
・失敗を知っている。
・人の気持ちが分かる。
・時間の価値も分かっている。
そこに
もうひと手間を加える。
それだけで
人生はまだまだ変えられます。
・誰も見ていないところを整える。
・誰もやりたがらないことをやる。
・誰も続けないことを続ける。
その積み重ねが
いつか
「あの人には敵わない」
という信頼になります。
そして
健康も仕事も人生も結局は同じです。
大きな差は
小さな面倒くさいを
何度乗り越えたかで生まれるのです。
少しだけ考えてみてください。
「これは、未来の自分への投資ではないか?」
もしそうなら
GO!
面倒くさいことを
「損」ではなく
「投資」と考えられる人は
結局、強いのではないでしょうか。
では最後にお待ちかねの川柳です。
面倒を
惜しんだツケは
後で来る
byくさか


