なぜ?食事制限で筋肉が落ちる 3つの生理学的メカニズム
【ダイエットの罠】
なぜ?食事制限で筋肉が落ちる
〜3つの生理学的メカニズム〜
「ダイエットを始めたけど
体重と一緒に、筋肉まで落ちてしまった‥」
「食事を減らしているのに
体が引き締まらないどころか、タルみも感じる」
あなたは
そんな経験はありませんか?
体を引き締めて
キレイに痩せるためには
脂肪を落とし
筋肉はしっかり残すことが大切です。
しかし、知識がないまま
無理な食事制限や有酸素運動を行うと
容赦なく筋肉を削ってしまいます。
今回は
なぜダイエットをすると
筋肉が落ちてしまうのか
その3つの生理学的メカニズムを解説します。
1. 糖新生(とうしんせい)による筋肉の分解
食事制限などで
体内のエネルギーが不足すると
脳や赤血球などのエネルギー源を確保するため
主に肝臓が
アミノ酸や乳酸、グリセロールなどを材料に
ブドウ糖を作ります
これを糖新生といいます。
【アミノ酸の転用】
肝臓において
筋肉を構成するタンパク質を分解して
得られたアミノ酸(アラニンなど)が
糖の原料に変換されてしまいます。
【初期の代償反応】
ダイエットの初期や
極端な糖質制限を行う時期ほど
脂肪よりも優先的に筋肉のタンパク質が
削られやすくなるため注意が必要です。
2. インスリンの低下と合成代謝の停止
食事量を減らすと血糖値の上昇が
少なくなり
すい臓からのインスリン分泌が低下します。
【同化作用の減弱】
インスリンには
栄養を細胞に届け
筋肉の合成(アナボリック)を促す
大切な働きがあります。
【分解の優位性】
インスリンが低下すると筋肉の合成が下がり
一方で
タンパク質分解のシグナルが優位になり
筋肉量が減少しやすい
体内環境になってしまいます。
3. ストレスホルモン「コルチゾール」の増加
過度な食事制限や睡眠不足
長時間の有酸素運動は
体にとって強いストレスとなります。
【異化の促進】
副腎皮質から分泌されるコルチゾールは
血糖値を維持するために
タンパク質の分解を
強力に促進するストレスホルモンです。
【悪循環の発生】
カロリー不足と疲労が重なることで
コルチゾールが慢性的に高まり
いくらトレーニングをしていても
筋肉の分解が進みやすい状態に
陥ってしまいます。
【最後に】
ダイエットで筋肉が落ちてしまうのは
体が飢餓状態から身を守ろうとする
正常な生体防御反応でもあります。
筋肉を守るためには
以下のポイントを意識することが大切です。
①極端な糖質カットやカロリー制限を避ける
②こまめにタンパク質を補給する
③十分な睡眠と適度な休息を取り
ストレスを溜めない
あと、
私が個人的に思うことですが
健康的なボディメイクは
自己流で無理をするより
パーソナルトレーニングで
コーチをつけ
体型を変えるために必要なことを
二人三脚で取り組むことも
ダイエット成功への近道になると思います。
では最後にお待ちかねの川柳です。
体重を
落とす技術と
残す技
byくさか


