「相連報」ができる人は強い
【仕事の理解力・続編】
「相連報」ができる人は強い
~仕事を止めない人、信頼される人の共通点~
仕事をしていると
「もっと早く相談してくれればよかったのに」
「途中で連絡があれば対応できたのに」
「終わってから初めて聞いた」
ということがあります。
私は仕事において
報告・連絡・相談の順ではなく
相談・連絡・報告
の順にすすめたほうが良いと思っています。
私はこれを
「相連報」
と呼んでいます。
【相連報】
事前に相談する。
↓
途中で連絡する。
↓
終わったら報告する。
この基本ができるだけで
仕事はスムーズになり
周りからの信頼も高まります。
■ 「相談」は、問題が起きる前に
「分からなくなったら聞く」
だけが相談ではありません。
大切なのは
問題が大きくなる前に確認すること。
「このまま進めて大丈夫かな?」
「先に確認しておいたほうがいいことはないか?」
そう考え
必要なタイミングで相談する。
もちろん
何でも人に聞けばいいわけではありません。
自分で考えたうえで
必要なところを相談する。
これが
自立した仕事の進め方です。
■ 「連絡」は、途中経過を伝える
仕事を任せた側が不安になるのは
「今、どうなっているのか分からない」
という状態です。
だからこそ
途中で状況を伝える。
「ここまで進みました」
「予定より少し時間がかかっています」
「この部分を確認しています」
こうした短い連絡があるだけで
相手は状況を把握できます。
連絡とは
仕事の進み具合を共有し
安心してもらうためのものです。
■ 「報告」は、次につなげる
報告も
「終わりました」
だけでは十分ではありません。
・何をしたのか。
・どうなったのか。
・問題はなかったのか。
・次に何が必要なのか。
ここまで伝えることで
相手は次の判断をすることができます。
報告は
仕事を終わらせるためだけではなく
次の仕事につなげるためにある。
■ 「相連報」ができる人は安心して任せられる
相談・連絡・報告ができる人は
必ずしも
「何でも一人でできる人」
ではありません。
むしろ
「必要なときに、
必要な情報を伝えられる人」です。
自分で考える。
↓
必要なときに相談する。
↓
途中経過を連絡する。
↓
結果を報告する。
この流れができると
仕事を任せる側も安心できます。
「この人なら大丈夫」
という信頼は
日々の小さな「相連報」から生まれます。
■ 「相連報」は依存ではなく連携
「相談する」というと
「自分で考えられないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし
本当の相連報は逆です。
考えずに聞くのではなく
考えてから相談する。
例えば
「どうしたらいいですか?」
だけではなく
「私はこう考えています。
ただ、この部分を確認したいです」
こう言える人は
自分で考えながら
必要なところで周囲と連携しています。
一人で抱え込まない。
かといって
丸投げもしない。
このバランスが大切です。
■ 「何かあったら言って」だけでは足りない
指導する側も
「何かあったら相談して」
と言うだけではなく
「どんなときに相談するのか」
を伝えることが大切です。
例えば
・判断に迷ったとき
・予定と違ってきたとき
・トラブルが起きそうなとき
・自分だけでは判断できないとき
こうした基準があれば
相談する側も迷いません。
相談しやすい環境をつくることも
指導する側の大切な仕事です。
■ 「相連報」は、チームを強くする
一人ひとりが早めに相談し
途中で連絡し
きちんと報告する。
それが積み重なると
問題を早く発見でき
仕事の流れも止まりにくくなります。
そして
必要な情報がチームの中で共有される。
「言わなくても分かる」ではなく
「必要なことを伝え合える」
そんなチームは強いと思います。
相連報は
個人の仕事の進め方であると同時に
チームを強くする仕組みでもあります。
■ 最後に
「相連報」は
単なる仕事のルールではありません。
相談は
問題を小さいうちに解決するため。
連絡は
状況を共有するため。
報告は
次の仕事につなげるため。
そして
その積み重ねが
「この人なら安心して任せられる」
という信頼につながります。
仕事ができる人とは
何でも一人でできる人ではありません。
自分で考え
必要なときに相談し
途中を伝え
最後まで報告できる人。
そんな人が増えることで
個人も成長し
チームも強くなっていくのです。
では最後にお待ちかねの川柳です。
抱えずに
つなぐ・伝える
相連報
byくさか


